麹納豆~失敗納豆の救済レシピ

レシピ

発酵食は身体にとてもいいということが見直されていますが、その発酵食を作るときに活躍してくれるのが菌や微生物たちです。

そういう自然のものを使う場合、温度や湿度、悪い微生物などによる雑菌汚染によって失敗することもあります。

失敗したのか出来が悪いだけなのかを見分ける方法は、自分の五感に頼るしかありません。

見た目、匂い、味、触感、音・・・音は関係ないか?!

私が納豆を作り始めたずいぶん昔には、しょっちゅう美味しくない納豆を作っていました。その当時は救済レシピも知らずに我慢して食べてましたけど、最近は糸をひかなかったり味がイマイチのときには、救済レシピである「麹納豆」を作っています。これは、醤油とみりんの出汁に納豆と米麹、人参、胡麻などを入れて作るお惣菜です。納豆の臭みが消えるので納豆が苦手な人でも食べられる、ご飯が進むお惣菜です。逆に美味しくできた納豆は勿体ないので、たまに失敗すると「麹納豆」が食べられる~~と嬉しくなるほど!

ただ、失敗にはただ単に「美味しくない」だけではなく、明らかに「腐敗」している場合もあるので、そこは自己責任でお願いします!

では、早速作り方です。

麹納豆の作り方

【材料】

米麹:100g

納豆:120g

醤油:75ml

みりん:75ml

人参:70g

乾燥昆布:2g

いり胡麻:大さじ1

【作り方】

  1. 醤油とみりんを鍋に入れて沸騰させたら細切りにした人参を入れて混ぜたら、火からおろす。
  2. 1が55℃くらいまで下がったら米麹を入れて55℃で8時間ほど保温する(この工程は省いてもよい)。
  3. 残りのすべての材料を入れてよく混ぜる。すぐに食べることもできるが、3日目くらいから味が馴染んでより美味しくなる。2で保温した場合には翌日から美味しく食べられる。保存は冷蔵庫に。